日常にほんの少しの工夫を〜子供の習い事・DIY・ペット・料理・レザークラフト

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一流の育て方を読んだ感想

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出典:amazon

この本は"真に優秀なリーダー"と勉強ができるだけの"二流エリート"の差は、幼少期に受けた家庭内の教育にあるのではないか?と仮説をたて、日本を代表するエリート学生200人以上に幼少期からどんな教育を受けたのかをアンケートし”真に優秀なリーダー"と"勉強ができるだけの二流エリート"の差をあぶりだしたよ、って内容です。

本書一流の育て方では、真に優秀なリーダーを、主体的に決断を下していき、 瞬く間に出世して自己実現するリーダーとし、二流エリートを、いつまでも受け身でうだつの上がらない万年平社員としています。

そして私は、真のエリートでも二流エリートでもない、なんの取り柄もないアラウンド・フォーティーです、はいどうも。なんの取り柄もないアラウンド・フォーティーでも、自分の息子たちは真のエリートになれたら、なーんて思いでこの本を読んでみましたー。

優秀じゃないと定義する学生にもヒアリングしないとサンプル不足なんじゃないかと

アンケートの土台は、日本を代表する優秀な学生200人以上と共著者ミセス・パンプキンさんの育児経験および育児に関する相談内容と、ムーギー・キムさんが経験したグローバルビジネスパーソンの経験3つです。これだけでも膨大な情報だとは思うんですけれども、なんというか優秀であると定義する方々への内容が多い気がするんですよね。特にアンケートはそうじゃないかな。優秀であると決めた学生たちと優秀でないと決めた学生にも同じようにヒアリングしてみて、それでこんな違いがあったよって内容だったらもう少し読めたかも。ちょっとショックでした。

 

リーダーシップって言葉が一人歩きしちゃってる感

そもそもリーダーシップって何なんでしょうね。いや、言いたいことはなんとなくわかるんですけれどもね。でも難しんですよね、リーダーシップって言葉は。いろんな会社で上司が部下に対し「オメーはリーダーシップが足らない」って言ってると思うんですけど。リーダーシップって何なのかって部分を定義してから始めないと読みづらいなって思いました。

とどのつまりが、「どうやって主体性をもってもらうか」なんだろうなと

他の社員と比べて、どんどん昇格していく人や、どんどん成果を出している人ってとにかく行動力がハンパないんですよね。思い立ったたが吉日、どんどん行動しますよね。ものすごく考えて、行動が遅い人よりも、ちょっとだけ考えてすぐに行動して、その後軌道修正していく人の方が仕事できるなーってイメージです。

そして、ある程度自分勝手に物事を進めている感もあるんですけれど、自分勝手に物事を進める人にも二種類いて、本当に何にも考えていない人と、問題が起きたら自分でなんとかしてやる!って腹くくってやってる人に分かれます。

腹くくってるかどうかって、目の前にある問題や課題に対して、自分の責任の所在地をど真ん中に設定しているんです。つまり、責任の所在地をど真ん中に設定しているんだから、そらー主体的に行動するよねって話です。俺がやったるわい!ですよ。

ってことはずっとわかってるんですけれども、なぜそうなるのか、その答えを探すヒントとしてはありきたりだったかなー。

幼少期でも、自分でどんどん進める人と端っこで眺める人とでわかれますしね。それを本書に書いてある通りに取り組んだとしても私は変わらないと思います。

 

ってことで、答えはわかりましぇーん。