グラファロ もりで いちばん強いのは?を読んでみた感想
著者 ジュリア ドナルドソン
イラスト アクセル シェフラー
あらすじ
小さなネズミくん森を歩いていました。ネズミくんは自分を食べようとする、自分よりも大きな動物から身を守るためにとある行動にでます。
そして、自分の身を守るための「ある行動」を駆使して森の奥へ進んでいくと、、そこにはなんと!!
読んでみた感想
大人は1、2ページ読むことで結末がわかってしまうような展開ですが、子どもにとっては、一体この後どうなってしまうの?って感じのキラキラ輝いた目で絵本を眺めていました。
ネズミくんを狙う動物にとっては、ネズミくんは弱い存在なので、なんとかして生き延びるために相手を欺く行動をとる、、ってこれなんか「オオカミ少年」にも似ているなと思いました。
オオカミ少年は、嘘をつきつづけ最後には現実になってしまう。嘘をつくと良くないよと教えてもらえる本であるのに対し、自分の身を守るためには嘘も必要なんだと教えるのがこの本かのかなぁと、ちょっと内心は複雑な気持ちで読み終えました。
グラファロはNHKのEテレでも放送
まあみるかなーって考えると、うちの子どもはみなそうですね、、。