「うちゅうはきみのすぐそばに」を読んでみた感想
出典 amazon.com
うちゅうはきみのすぐそばに
ぶん いわや けいすけ
え みねお みつ
本屋さんで何か良い絵本はないものかとフラフラ眺めていたら、ビビッと感じたこの絵本。手にとって、数ページ読んでみたら絵がキレイだし、ストーリーも興味深く思わず即買いしてしまいました。
あらすじはこんな感じ。
普段自分達が立っているのは地上で上空には空がある。そのさらに先には何があるのだろうか?って話。地上から上空にどんどん上昇していって、宇宙まで上昇していきます。上空から見える風景をあらわす絵がとてもキレイ。
普段目の前に見える世界とは全く違う世界に見える宇宙。でもその宇宙は自分達の上にあって意外とそばにあるんだなって想像することができる絵本です。
この「うちゅうは きみの すぐそばに」は、岩谷圭介さんの作品。
岩谷圭介さんと言えば、日本で個人として初めて「風船による宇宙撮影(スペースバルーン)」を成功させた方。風船を使って宇宙を撮影できるなんてビックリですよね。大層な設備はないらしく身近なものを使って撮影のため機材を制作しているようです。
今までは宇宙というと国家や一部の大金持ちだけのものと考えられていましたが、岩谷圭介さんの挑戦によってグッと身近なものに感じられるようになりました。誰でもやればできるんだ!ってことをご自身の経験からこの絵本を通じて伝えたいんだろうなって思いました。
ちなみに岩谷さんの次の目標は「深海」みたいです。面白そうですね。
オススメ度星4つ
★★★★☆